参考文献
1)越野 由香:発達障がいをもつ子どもとマッサージの効用-自律神経の調整に注目して-
実践女子短期大学紀要 第31号49-58 2110-3
2)和智 恵子:からだ蘇る!奇跡の足もみ,宝島社,2014.
3)山口 創:発達障碍児へのハンドマッサージ 一般社団法人 日本フィトセラピー協会
※1発達障害の子どもの為の精油
~tobiracoの療育アロマ~
Tobirakoの療育アロマは睡眠障害、情緒障害、感覚過敏(鈍磨)など、発達障害の子どもたちが抱える困難を改善するために生まれたアロマです。
開発したのは、発達障害の子どもたちに精油を使ってメディカル・アロマセラピーを実施している医師と薬剤師。そして放課後等デイサービスに通う4歳~18歳までの子どもたち。
Tobirakoの療育アロマは2種類。聴覚過敏の子どもたちに配慮し、香りの配合比を微妙に変えながら、子どもたちに心地よい刺激になるように調整されています。
【おだやか】落ち着きたい時、緊張をやわらげたい時に。
甘く、温かみのあるオレンジと心を落ち着かせるラベンダーとティートリーの香りで緊張を緩和し、心身をニュートラルな状態に保ちます。
オレンジ
心:リラックス、エネルギーを循環させる。楽観性を与える。
体:消化器系の不調(便秘、敏感性腸症候群、食欲不振、腹痛など)、頭痛や緊張を和
らげる
ラベンダー
心:心を落ち着かせる、感情のバランスを取る、感情を解き放つ
体:緊張緩和により不眠、頭痛の改善、副交感神経を優位にし、高血圧や動悸の改善、
炎症緩和、皮膚を再生し傷の治癒をたすける。
ティートリー
心:不安を和らげる
体:免疫力を高める、抗菌・抗ウイルス・抗真菌作用がありさまざまな感染症に有効
【きりり】気持ちの切り替えをしたい時、集中を高めたい時に。
さわやかなレモンとすっきりとしたペパーミント、ユーカリの香りで不安や混乱を取り除き、気分をリフレッシュさせ、気持ちを切り替え、集中力を高めます。
レモン
心:不安や混乱を取り除く、気分をリフレッシュ、頭脳明晰化。
体:リンパの流れを促す、消化・解毒作用、血行促進、胃のむかつき、消化不良
ペパーミント
心:集中力を高める、活気と元気を与える
体:体を温めた後、冷やし爽快感を与える。頭痛や熱感に。消化不良・胃もたれに。
ユーカリ
心:すっきり爽快感を与える
体:呼吸器系の不調(気管支炎・鼻水・鼻づまり、咽頭炎・喉頭炎)などに。